2010年3月、デザインオフィスである「graf」様から戴いたお仕事、東京渋谷の「MIHARAYASUHIRO TOKYO」ブティックの展示什器に始まり、今まで何度か店舗インテリアの設計に携わる機会を戴きました。
弊社はいわゆる「木枠梱包屋」ですので、ご希望に添える仕事が出来るかという不安と、業務内容自体が流通の裏方の仕事でしたので、弊社の木箱が店舗什器として「表舞台」に出るという興奮とで、何とか今日までやって来ました。
什器という「家具」に通ずる仕事は、今までに要求されなかったクオリティを必要とし戸惑いもありましたが、弊社社員皆喜んでお仕事をさせて戴きました。
特に元塗装業を営んでいたスタッフは、久々の「本領発揮」と、ハリキッておりました。
弊社の扱う材料は建築に使われる様な物に比べ見た目も品質も劣る、いわゆる「2級品」です。
「こんな材料で大丈夫ですか?」と、ご注文を戴く度にお話しさせて戴くのですが、実際に材料を見に来て戴いた評価は「最高です。この粗い感じが良いんですよ」との事。
木材のもつ「湿気」は気になるところですが、いまだその事に起因するクレームはゼロです。
弊社には「趣味がインテリア」という者がおり、度々東京のショップだとかネット販売で、家具やら照明やら買っておるようです。その者と一度当社オリジナルの什器を作ってみようという話になり、テーブルを2種類作ってみました。
好きこそ物の何とかで、それこそ本業そっちのけでやっておりました。
デザインは梱包屋らしく「工業系」を前面に出し、梱包屋だからこそ出来る仕様になっております。
実際にお仕事を戴いた内容は、「木箱・木枠」の形をしたものばかりですが、それだけじゃない
「実力」をご覧下さい。
なんて・・・・・是非見てやってください。お願い致します。 |