日本国内に荷物を送りたい時に施す仕様です。
日本国内といっても、日本は島国ですので船による輸送もあります。
離島も含め国内輸送用の梱包は、ほとんどの場合
「木枠梱包」が採用されます。
その理由は・・・・・
まず、日本国内の道路はそのほとんどが整備されており、
運搬する車両も、きちんと整備された車両で運ばれます。
ですので厳重に梱包せずとも、製品が運搬途中で壊れる危険性が
とても低い事が挙げられます。
海外輸送の場合、国内での輸送があり、港でもフォークリフトや
クレーン等の荷役機器によって移送され、
移送ルートに温度差があれば、結露による錆の発生の危険性も増し、
着点国が道路整備されていれば良いのですが、
「砂漠を1ヶ月間移送」なんて事もありうるのです。
正に道なき道を行くのです。
ですが、国内ではその様な事は御座いませんし、
荷役機器による積替えがあるといってもたかが知れています。
次にコストの問題が挙げられます。
我々梱包業者は、梱包の仕様についてのご提案はさせて戴きますが、
最終的に梱包仕様を決定するのはお客様です。
梱包の仕様において「コストを優先」させるとしたら、
使用する材料が最も少ない木枠が、最適なのです。
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もちろん、製品の特性やお客様の諸事情等により、中身が見えない
「木箱」を選択される場合は御座いますが、
弊社での実績は、非常に少ないです。
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木枠であっても、離島への船積み時のクレーンによる移送にも
十分に耐えられます。 |